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第11話 カラーリスト 資格

2020年11月7日

カラーの資格を探して 第11話

色彩検定の1級まで合格すると、1級色彩コーディネーターの称号がもらえます。

実際もらえるのは、紙一枚(証書)とカードが1枚ですけどね。

この写真は、カードの上半分です。

いささか古いので現在のものとはデザインが異なります。

現在のカードはデザインがさらに洗練されています。

色彩検定協会のホームページで見ることができます。

このリンクは受験案内のページです。
ページの真中付近、「STEP5合格証書・資格証の交付」で、見ることができます。



それでもこのカードは私にとって、大切なカードです。

入手したときは、とても嬉しかったですね。

このカードを手に入れるために、どれだけ苦労をしたことか・・・。

 

私はカラーリストです

せっかくこんないいものを手に入れたなら、仕事として利用したいと思います。

できれば、この資格をもとにカラーの仕事だけをしていきたいですよね。

しかし、カラーの仕事はそれほど楽ではありません。

仕事の量の問題もありますが、他にも様々な問題があります。

 

カラーの知識も色彩検定1級で全てではありません。

というよりも、色彩検定1級の資格を取得したくらいでは、カラーの世界の鳥羽口に立ったようなものです。

めくるめく色彩の世界にようこそ!

と、言われた程度です。

 

カラーの資格は免許ではありませんのでそれがなくても仕事ができます。

しかし、それがないと運転ができない自動車の運転免許証に似ています。

運転免許証は自動車学校を卒業し試験に合格したらもらえます。

 

免許とはもともと「免許皆伝」その世界ではプロ中のプロ、お弟子さんに教えることができます。

そのようなものですよね。

車の免許を取り立ての人が、免許皆伝と言うでしょうか?

なぜ初心者マークがあるのでしょうか?

 

車の免許は、本来の免許の意味とはかけ離れています。

やっと、それ(車の運転)ができるようになりました。

その程度であることは、車の免許を持っている人ならば誰でも知っています。

そして、免許はとったもののその後運転をしない人をペーパードライバー、略してペーパーと呼びます。

 

1級カラーコーディネーターも似たようなところがあります。

資格を取ったので「私はカラーリストです。」ということは可能です。

「私は1級カラーコーディネーターです。」と言うことも可能です。

 

しかし、それは色彩の世界に入門したばっかりの、初心者に過ぎません。

そして、その後カラーの勉強を全く続けていかないと、ペーパーと呼ばれても仕方がありません。

「1級カラーコーディネーターの資格は持っているのに、カラーの事はわかってない。」と言われてしまいます。

 

実際はカラーの世界は、ここからが大変で、ここからが本当の面白さがわかるところでもあります。



カラーリストになるために

カラーの資格は免許ではありませんのでそれがなくても仕事ができます。

 

色彩検定などを全然受検していなくても「カラーリスト」と名乗ることは可能です。

色彩検定だけでなく、その他のカラーの資格を一切取得していなくても「カラーリスト」と名乗ることは可能です。

いわば「言ったもん勝ち」の世界です。

 

厳密には名称独占資格というのが決められています。

カラーリストはその中に入っていないので、名乗っても構いません。

 

同様に、色彩コーディネーターも名称独占資格には入っていません。

しかし、色彩検定の1級に合格していなければ「色彩検定協会認定1級色彩コーディネーター」と名乗らないほうがいいでしょう。

 

カラーリストとはカラーをなんとする人のことです。

スタイリストがスタイルをなんとかする人と同じ位置づけです。

 

だから、あなたが「カラーリスト」を名乗ることは可能です。

しかし、そこにスキルがなければ、すぐにボロが出ます。

ただしパーソナルカラリストは、一般社団法人日本カラリスト協会の登録商標だそうですから、名乗らないほうがいいですよ。

 

色彩検定1級を合格するために役に立った知識とは

当サイトの運営者である過楽美一天(からみいってん)が、色彩検定1級を勉強するときに、知識の幅を広げるためにしたことを書いてみます。

 

それは、他の検定の勉強もすることです。

これにより、カラーに関する知識の幅も広がり、合格につながったと思います。




新はじめてのパーソナルカラー

特に力を入れたのは、カラーデザイン検定の勉強と、パーソナルカラーの勉強です。

さすがにカラーコーディネーター検定までは手が回りませんでした。

 

カラーデザイン検定は、カラーデザインに関する知識が整理されてまとめられており、楽しく勉強ができました。

パーソナルカラーに関しては、ある意味カラーの知識の到達点です。

その色が似合う似合わないを論理的に考えていくのですから、カラーの基礎からの学習が必要です。

 

では、どのようにして複数の検定の勉強をしていったかについては次回以降にまとめたいと考えています。

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