色の話 桜色
こんにちは、からみいってんです。
JISの色の話です。
今回は桜色(さくらいろ)です。
ごくうすい紫みの赤
vp-pR
10RP9/2.5
CMYK 0,7,3,0
これをRGBに変換すると##FFEDF7です。
背景色を変えてみました。これは桜色です。 |
ほとんど、白ですね。
マゼンタと黄色が7と3ですから、当然ですね。
「バラ科サクラ属の落葉低木であるサクラの花びらのような、やや紫みのごく薄い紅色」と、表現してあります。
説明だと風情を感じられませんが、つまり日本人が大好きなサクラの花びらの色です。
その日本を代表する桜はバラ科に属するのも皮肉な話ですね。
それはともかく、大好きな割には多くの日本人は桜色はもっと濃いと思っています。
彩度がもっと強いと考えています。
実際はほとんど白なのですが、満開の桜を見るとピンクが強いと思っている人が多いようです。
いわゆる記憶色ですね。
自分の記憶の中の色が実際とは食い違っていることがあります。
薄い色は多くの場合、濃いめに記憶しているようです。
でも、桜の花弁は白に近いので桜色はそれを表現しています。
色っていろいろあって、不思議です。