【本ページはプロモーションが含まれています】

第2話 紫外線 対策

2020年10月10日

自分の色を探して 第2話

色の話をしています。

そこで考えてしまうのが、「紫外線は色なのか?」

色とは、可視光のことです。

可視光とは、多くの人が感じることができる電磁波の波長のことです。




 

紫外線は見えません。

見えないからです。

では、紫外線を「色」の範疇に含めていいものか?

どこまでが色なのかという疑問が浮かびます。

 

一部の虫や蜘蛛は、人が見えない紫外線が見える種類がいるそうです。

人よりも視覚に関する能力が高い一面があるということですね。

それからすると、紫外線を色の一部とみなすのはあながち間違いではなさそうです。

 

紫外線に関して広く言われていること

紫外線はお肌に悪いとよく言われますよね。

でも、紫外線に当たることでビタミンDを生成する効果もあります。

悪者扱いばかりするのもどうかと思います。

 

さて、紫外線にはUVAとUVBがあるのはご存知ですよね。

皮膚の表面を赤くするのがUVBで、水膨れになったり、炎症を起こしたり、シミの原因になると言われています。

ただ、オゾン層や雲に阻まれて、地上に到達するのは全紫外線量の10%程度です。

直射日光を避けるとある程度防げます。

 

皮膚の奥まで届き、肌が黒くなる原因とされるのがUVAです。

肌の老化の原因とも言われています。

最近ではこちらが問題視されていますね。

オゾン層を通過しやすく、UVBの20倍以上も地上に降り注いでいて、雲や窓ガラスも通り抜けやすい性質があります。



        SSスムーススキンカバー                 【NALC薬用ヘパリンミルクローション】

このUVAとUVBの違いは、波長が長いかどうかです。

人が見えるところ、つまり青紫に近いのがUVAです。

UVBはそれよりも波長が短いのです。

そして知らない人も多いのですが、さらに波長が短い紫外線がUVCです。

 

紫外線対策

余談ですが、UV対策つまり日焼け止めにはSPFとPA+という基準があります。

SPFはサン・プロテクション・ファクターのことで主にUVBに対応します。

PAはプロテクション・グレード・オブ・UVAのことで、これはまさにUVA対策です。

日焼けが気になる方はSPFよりもPAを気にした方が効果的ですよ。

ちなみにPAは

PA+

PA++

PA+++

PA++++

のように分かれています。

 

これは塗っていない時に比べて、塗った時にどれぐらいの紫外線量を防げるかを数値化したものです。

ひとつ+が増えるごとに2倍ずつ増えていきます。

ですから、次のように表せます。

 

PA+     2倍~4倍

PA++    4倍~8倍

PA+++   8倍~12倍

PA++++  12倍以上

 

日焼けは、肌のタイプでも変わってきますので自分の肌のタイプに合った日焼け止めを選びましょう。

特に肌に関することですから、専門家の意見を聞ながら選ぶのがいいかと思います。



色の話

色の話でした。

今度は「色という言葉」の意味について考えてみましょう。

「色」ということばにはたくさんの意味があります。

 

「顔色をうかがう」「目の色を変える」「声色」「反省の色が見えない」などは、実際には色彩のことを言っているのではありません。

 

「顔色をうかがう」と言っても、相手の顔のカラーがどうであるかを中止するのではありません。

「目の色を変える」と言っても、実際の目の色が黒から青に変わったりするのではありません。

「声色」なんて、実際には見えません。

「反省の色」も、「見えない」のが当たり前ですよね。

 

色という言葉は、表情や態度を表します。

つまり表面に現れて、人に何かを感じさせることですね。

顔色や声色というのは、人の表面に現れるものです。

それは視覚的なものだけに留まらず、聴覚など他の五感に関わる表現も含まれています。

 

「敗色が濃くなる。」「大会に色を添える。」「秋の色が深まる。」などは雰囲気を「色」という言葉で表現しています。

「色恋沙汰」といえば恋愛のこと、あるいはその対象を表します。

「色気」という言葉は、「色っぽい」という意味もありますが、「色恋」とは関係なく望みや欲があることを言います。

「声に色がある。」「色男」「色女」などの言葉は、単に容姿などが美しいことを表現します。

「色をつける」といえばご祝儀を出したり、景品を備えたりあるいは売値を安くするような事ですよね。

 

そのほかにも、

驚き恐れて顔色が青ざめるのは「色を失う」、

不機嫌にしてしまう事を「色をそんず」、

あらたまった顔つきになるあるいは様子をきちんと正すことを「色を正す」、

怒ることを「色をなす」、

先入観を持って相手を見ることを「色眼鏡で見る」、

華やかになったり活気づいたりあるいは動揺したりする「色めく」、

好ましい返事「色よい返事」などなど、

挙げればきりがありません。

 

まだまだ、イロイロあります。

本当に多種多様な意味合いで、事あるごとに「色」を使っているみたいです。

このようにたくさんの意味で使われる言葉はなかなかありません。

「色」という言葉は日本人に非常に好まれている事が分かります。

 

もちろん『色彩そのもの』を表わす言葉でもあります。

スポンサードリンク

広告