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第8話 色彩検定 テキスト

2020年11月2日

カラーの資格を探して 第8話

今回は、サイト運営者の過楽美一天(からみいってん)が実際に行った勉強法を紹介します。

 

もちろん、ベースになるのは通信講座の動画を見ながら、テキストを熟読し、サイド資料も活用し、課題を提出し、模擬試験をやってみるということをしました。

つまりは、通信講座をきちんと受講しました。




 

それに加えて何をしたかの勉強法です。

用語を覚えるために

子供の頃はもうちょっと覚えられていたと思います。

しかし、年齢的なものあり言葉がなかなか覚えられません。

とくに、カタカナ語がつらいです。

だけど、カタカナ語もたくさんあります。

 

そんな泣き言を言っててもしょうがないので、強引にやるしかありません。

活用したのは単語帳です。

厳密に言えば、単語帳ではなく単語カードですよね。

英単語を覚えるときに使ったあれです。

片面に色彩検定で出てくる用語を書きます。

反対面に簡単な意味を書きます。

公式テキストに出てくる太字の用語はすべて書きました。

それ以外でも、重要そうな単語は書きました。

 

このときに、どちらの面でもいいので小さく「3」とか「2」とか書いておくと後で便利です。

3級公式テキストからの用語なのか、2級公式テキストからの用語なのかが、あとになっても分かります。

もちろん1級の勉強をするときも、同じようにします。

 

そのカードをいつも持ち歩き、覚えているかどうかをめくっていきます。

覚えていた用語と、覚えていなかった用語を仕分けます。

覚えていなかった用語だけを、集めてもう一度最初から。

 

これを繰り返し、
覚えていない用語がなくなったら、
覚えた用語も合わせてもういちど最初からです。

 

時々大きめの単語カードに複数の単語を書いて覚えようとしている人を見かけますが、あれは効率悪いです。

どれを覚えて、どれを覚えていないのかがわからなくなります。

 

ひとつのカードにはひとつの用語と決めておいたほうが良いでしょう。

そうすると単語カードがたくさん必要です。

10冊ぐらいは、すぐに到達するでしょう。

色名を覚えるために

カラーの資格を持つ上で最も大事なことは色を見分けられることです。

色彩検定協会でも、数年前に色を見分ける項目に、力を入れる方針になったと聞いたことがあります。

確かに色を見分けられない色彩コーディネーターは、どうかと思われても仕方がありません。

 

色を見分ける訓練をどうするかは、単純です。

ひたすら色を見るしかありません。


色彩検定公式テキスト3級編 文部科学省後援
例えば「珊瑚色」と「紅梅色」の違いは?

瑠璃色」と「杜若色」の違いは?

バーミリオン」と「スカーレット」の違いは?

カナリヤ」と「レモンイエロー」の違いは?

モーブ」と「パープル」の違いは?

 

違いがわかるだけでなく、色を見て色名を言えるようにならなければいけません。

3級と2級の公式テキストには巻末に慣用色名のセクションが設けられています。

なお1級の公式テキストにはこのセクションはありません。

 

もちろん3級のほうが、よく使われる色名が多いです。

2級になると、通常あまり聞きませんが、味わいのある色名が並びます。

弁柄色」とか「代赭」とか「苅安色」とか「海松色」とか「新橋色」とか「甕覗き」とか「利休鼠」とか「エクルベイジュ」とか「ジョンブリアン」とか「ピーコックグリーン」とか「ランプブラック」とか

 

以前の公式テキストは、色の部分と説明の部分が完全に分離していました。

説明の部分を隠して、色を見て色名を当てる訓練が容易にできました。

 

改訂版のテキストでは、色の上に色名が記載されています。

これ、ちょっと、困ります。

スペースが狭くなったのは分かりますが、これだと色名を覚えたかどうかを確認するのに困ります。



公式テキストでのワーク

公式テキストの中に時々ワークが入っています。

色彩心理や色彩調和のセクションですね。

さらに、テキストの一番最後に折り曲げた用紙を広げられるようにしてワークをするようになっています。

3級は、PCCSカラーダイヤル

2級は、PCCSトーン別一覧表

いずれも配色カード199を使って、該当する色をハサミで切り、ノリ付けして貼っていく作業です。

ですから、子供でもできる作業です。

ですが、とっても面倒な作業でもあります。

 

セクションで扱う作業もかなり面倒ではありますが、それほどたいした数ではありません。

問題は両テキストの巻末のページの作業です。

配色カードを1cm×1cmの大きさに切って、それを1枚1枚貼っていきます。

それを3級も2級も150枚以上貼らないといけません。


色彩検定公式テキスト2級編 文部科学省後援
このような作業を億劫がらずに楽しんでできれば、色彩検定、ひいてはカラーの世界ととっても馴染むと思います。

面倒と思うのもひとつの考え方です。

楽しいと思うのもひとつの考え方です。

150枚以上と書きましたが、それが全て違う色なのですよ。

楽しいと思いませんか?

しかもこの作業はのちのち、必ずいきてきます。

(具体的には、色彩検定1級2次試験の時)

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