色の話のおさらい
色の話を続けていますが、RGBとCMYと白と黒を取り上げました。
さて、その次に来るのはということで、おさらいです。
日本の色名としては、白、黒、青、赤の四色から始まります。
この四色の色名は「い」がつきます。
白い、黒い、青い、赤い、ですね。
「黄色い」や「茶色い」ともいいますが、色名と「い」の間に
「色」が入ります。
五行では先の四色に加えて、「黃」が入ります。
木火土金水などは黃が入ります。
そこに来る次の色は「紫」です。
冠位十二階などは六色を使いますが、6つ目に登場するのは紫です。
色相環などでも赤、黃、緑、青、紫です。
ですから、緑と紫はとても微妙ですね。
ではその次は何でしょうね?
茶色、桃色、灰色、鼠色、水色、空色など
日本文化に溶け込んだ色名もたくさんあります。
色名の和名は変化に富んでいます。
もちろん、外来語の色名も変化に富んでいます。
このような色をJISが選定して名前をつけています。
次回からはそのあたりを書いていきます。